現場の敷地では基礎工事が始まりました。
寒い時期ですのでコンクリートの養生などに配慮しています。
配筋は丁寧な仕事がされています。かぶり厚さやピッチなどの検査をしました。
主要な通りでは基礎幅を18cmにしています。
並行して工場では刻みが進み、佳境を迎えています。
径が8寸の杉磨き丸太を、 柱と桁に使います。
墨付け刻み、接合部の調整など手作業での仕事になります。
柱と梁など接合部は長ホゾや渡り腮を、堅木の込栓や車知栓、楔などで打ち込んで締め木組みを固めます。
通し柱は、5.5寸角で6本あります。
基礎工事完了後、土台を設置しました。
桧の土台下には栗の厚み1寸の板を入れて、基礎と土台の間を風が抜けるようにしています。
さて、次は建て方です!