ブログが更新出来ないまま、月日が経てしまいました^^;
昨年末から杉戸町で、築100年ほどの民家改修工事をしています。
屋根瓦が落ちてきてしまっていたため、瓦の葺き替えや雨漏りで痛んでしまった木部と
土壁漆喰塗り部分や外壁下見板の修理をしています。
工事と合わせて耐震診断、補強設計をしています。
工事に携わる中で、大工や瓦職人、左官職人など建築当時の職人の大変な労力を知ることができます。
また、木や竹、土、石など自然素材で環境負荷の少ない素材を利用しながら、床下木組みや小屋組を調査しても劣化が少なく耐久性の高さが窺えます。
伝統建築は素晴らしいなと改めて感じています。
既存の瓦は上等なものが使用されており、劣化が少ない為一部再利用します。
それ以外の瓦と葺き土は日本工業大学の先生のところで保管されています。
ご縁を頂けたことに感謝。
瓦と葺き土や杉皮を撤去して、桟瓦葺きの下地を作ります。
新しい野地板を張ったり、腐朽していた部分を修理します。
1ヶ月があっという間過ぎてしまうこの頃
1日1日を頑張ろう