蓮田市の新築工事
屋根工事から完成までの続編になります。
建て方が終わると続けて屋根工事に入ります。
屋根は瓦でスッキリしたデザインに。
壁の仕様は条件が合わず土壁にはできなかったため、透湿性や環境を考慮し、断熱材としてセルロースファイバーを充填、外部は木摺漆喰塗り仕上とした。
無垢の木と自然由来の素材の建材を組み合わせることで、室内環境や住み心地が良くなる。
また、LCA(ライフサイクルアセスメント)点でも重要だ。
外部は木と漆喰で家を包む。
砂漆喰の少し凹凸のある仕上で、ふわっとした質感に。
内部の床板は杉の厚板。
床板を張るまでの間、桟積み乾燥。
内壁は、漆喰系の塗料(合成樹脂等の化学物質を一切含まない)、和紙壁紙、杉板の仕上げを部屋により使い分ける。
どれも調湿や透湿性のある安心できる素材である。
漆喰系の塗料の施工は、建主さんご家にも手伝っていただいた。
桧で製作した階段。建主さんの提案で5段で回るタイプにしたが、上りやすい。
大工が製作したシンプルなキッチン。対面式で一枚板のカウンター。
ベランダは杉に特殊な加工を施して腐りにくくした材を使用。焼却処分時にも有毒ガスの発生がないとのこと。
玄関の土間は土風の仕上。
玄関前の軒の出は1.2mほどあり、夏の日差しや雨が掛かりにくいように配慮している。