蓮田市の新築工事についての続編です。
前回のブログから1年半くらい経ってしまいました…
月日が経つのは早いですね^^;
工事は順調に進み昨年2月に引渡ししています。
さて、刻みが完了すれば、現場での作業に移ります。
刻みと同時に、基礎工事は進んでいます。
基礎が完成し、土台敷きになります。
土台敷きとは、基礎に土台を設置する作業です。
土台は、桧材で赤身の多い材を指定して材木屋さん用意してもらっています。
材木の中心に近い赤身の部分は、腐りにくく耐久性があります。
土台にはネコ土台と呼ばれる栗の板材を付けて、土台と基礎コンクリートが接しないようにしています。
土台と基礎の間で通気できることで、木材の不朽の原因になる湿気が溜まらないようになります。
土台の設置が完了して、構造材を搬入し、地組みします。
伝統的な木組みと在来工法では、建方も異なります。
在来工法では、柱を立てて梁を載せてボルトで緊結していく手順になります。
伝統的な木組みの場合は、長ホゾや通し柱、渡り腮、通し貫などの納まりがあり、単純に柱を建てて梁を載せるというようには進められないため
予め地組みをして準備します。
寝かした状態で予め組んでいます。
そして、建て方。
組んだフレームを、クレーンで吊り上げ組んでいきます。
木組みでガッチリと。
そして無事に上棟。
上棟式では、餅まきもしました。
建主さんにとっては良い思い出になりますね!✨
ここから、現場造作になります。